「ピックルボール、ちょっとやってみたい。でも道具を全部そろえたら高いのでは?」
その心配はもっともです。しかし先生から先に結論を言います。最初から全部買う必要はありません。体験会で借りてから、自分に必要な物だけ順番に買えば大丈夫です。玄関に立派な道具一式だけが並び、本人は一度しかコートへ行っていない。先生はそういう悲しい展示会を見たくありません。
この記事の結論
最初は「参加費+交通費」だけでも始められます。続けると決めたら、シューズ、パドルの順で検討しましょう。費用は会場・地域・商品によって大きく変わります。
ピックルボールの費用は3段階で考える
費用を一つの数字で答えようとすると、話がややこしくなります。そこで本校では、次の3段階に分けます。

| 段階 | 必要になる費用 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1. まず体験 | 参加費・交通費・飲み物 | 一度試してから決めたい人 |
| 2. 自分用を準備 | シューズ・パドル・必要ならボール | 月1回以上続けたい人 |
| 3. 家族・継続 | 複数のパドル、ボール、コート代など | 家族や仲間と継続して遊ぶ人 |
2026年に確認できる国内イベントの例では、初心者向け体験は1,000円、2,000円、2,500円、3,500円など幅があります。無料開催や、道具の貸し出しを含む催しもあります。したがって「全国一律で○円」とは言えません。申込ページで、参加費とレンタルの有無を必ず確認してください。
予算プラン1:まず体験する
最初の一回は、パドルを貸してくれる体験会を探します。主催者によっては、室内用シューズだけ持参すれば参加できます。
- 体験会・初心者講習の参加費
- 会場までの交通費
- 飲み物とタオル
- 指定があれば室内用シューズ
確認する質問は一つです。「パドルとボールは借りられますか?」。この一言で、不要な先走り購入をかなり防げます。
先生の節約指導
初回は借り物で十分です。パドルの違いが分からない段階で高級品を選ぶのは、時間割を見ずに参考書を十冊買うようなものです。
予算プラン2:自分の道具を持つ
「楽しい。もう一度やりたい」と思ったら、自分用の道具を考えます。優先順位は次のとおりです。
- 安全に動けるシューズ
- 自分に合うパドル
- 自主練習用のボール
- バッグ、ウェア、アクセサリー
シューズを先に考える理由
ピックルボールでは前後だけでなく、左右への切り返しがあります。会場の指定を守り、コートに合うシューズを選びましょう。普段履きの靴で滑ったり、床を傷つけたりしては、入学初日に先生と一緒に謝ることになります。
パドルは値段だけで決めない
重さ、グリップの太さ、面の感触で扱いやすさが変わります。可能なら体験会や店舗で握り、借りたパドルで数回打ってから選びましょう。高い物が全員に合うとは限りません。
国内メーカーの公式オンラインショップでは、2026年7月時点でパドル2本、インドアボール2個、アウトドアボール2個のスターターセットが税込11,000円という実例があります。家族や夫婦で始める際の一つの目安になりますが、価格・在庫・内容は購入前に公式ページで再確認してください。
予算プラン3:家族や仲間と続ける
二人以上で遊ぶなら、人数分のパドルと数個のボールが必要です。ただし、いきなりネットまで買う必要はありません。まずは設備のあるコートやサークルを利用しましょう。
- 先に必要:人数分のパドル、会場に合うシューズ
- あると便利:予備ボール、飲み物、タオル
- 後回しでよい:専用バッグ、大量のボール、個人用ネット、練習機
家族で始める場合は、最初から同じ高価なパドルを人数分そろえるより、スターターセットなどで試し、好みが分かれてから買い替えるほうが無駄を抑えられます。
忘れやすい継続費
初期費用だけでなく、続けるほど発生する費用もあります。
| 費用 | 確認ポイント |
|---|---|
| コート・施設利用料 | 個人利用か団体利用か、照明・冷暖房代を含むか |
| サークル・スクール参加費 | 都度払い、月会費、保険料の有無 |
| 大会参加費 | 種目ごとの料金、交通・宿泊費 |
| 消耗品 | ボール、グリップテープ、シューズなど |
| 移動費 | 近隣にコートが少ない地域では大きくなりやすい |
意外に効くのは移動費です。道具を千円安く買っても、毎回遠い会場へ通えばすぐに逆転します。続けやすさまで含めて、近い会場を探しましょう。
初心者が損をしにくい買い方5か条
- 最初の1〜2回は借りる
- 会場の床とシューズ規定を確認する
- パドルは握ってから選ぶ
- 家族分を一度に高級品でそろえない
- 価格だけでなく送料・保証・返品条件も見る
注意
大会や公認競技への参加を考える場合は、使用できるパドルやボールの条件を主催者・競技団体の最新規定で確認してください。この記事は特定商品の競技使用可否を保証するものではありません。
結局、いくら用意すればいい?
まず一度体験するだけなら、参加費と交通費を中心に考えれば十分です。続けると決めたら、シューズとパドルを一つずつ追加します。家族で始めるなら、セット商品も比較対象になります。
正解は「最初に全予算を使わないこと」です。一度打って、もう一度行きたくなって、それから買う。はい、先生にしては堅実な結論です。教員室では財布のひもだけ妙に固いと評判です。
次の授業
費用の見通しが立ったら、次は体験会やコートを探します。まず全体の始め方を確認したい人は、前の授業も復習してください。
参考にした公式情報
- ナガセケンコー公式オンラインショップ:ピックルボールスターターセット
- 千葉ピックルボール協会:2026 CHIBA PICKLEBALL FESTIVAL(参加費の実例)
- PICKLEBALL JAPAN:RUSUTSU PICKLEBALL 2026(体験・レッスン料金の実例)
- ミズノ:ピックルボール初心者体験会(持ち物の実例)
※料金、商品価格、開催条件は変更される場合があります。申込・購入前に各主催者または販売元の最新情報をご確認ください。


